戸建て住宅塗装～水切りなどの鉄部塗装方法
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今回は鉄部の塗装についてご紹介します。
屋根や外壁には部分的に鉄部があります。
鉄部の塗装も外壁屋根塗装において施工が必要な部分となります。
金属製の鉄部は雨や空気中に含まれる湿気に反応してサビが発生します。
サビを放置しておくと、劣化が起きていない箇所も浸食されてしまうため
塗装により表面をしっかり保護しておかなければなりません。
鉄部塗装の手順～水切りの場合～
①洗浄作業
サビを含む汚れや異物、カビ、古い劣化塗膜などを
高圧洗浄機の水圧で洗い流す作業です。
②ケレン作業
鉄部に残っている既存塗膜やサビを落とす作業のことです。
塗料の密着性を高める役割もあります。
③サビ止め塗布
ケレンなど下地調整までの工程で塗料が密着しやすい状態を作り
いよいよサビ止め塗料を使用し保護していきます。
住宅の外壁・屋根の錆び止めで主に使われているのは
「油性タイプ」と「エポキシ樹脂タイプ」の2種類です。
他にも、ウレタン樹脂タイプやエッチングプライマーなどの種類が存在し、建物の種類や錆びの進行度に応じて使い分けられています。
④仕上げ塗装
サビ止め塗料を１回目の下塗りとして、
中塗りと上塗りを行い合計３回の重ね塗りを行います。
※水切りとは
雨水が壁や基礎に当たらないようにする仕切り板や金物のこと。
外壁や窓の下部、屋根などに設置され、雨漏りを防止したり、土台や基礎への水の侵入を防いだりして、建物の耐久性を維持する役割を担っています。
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