ハットジョイナーとは
ハットジョイナーとは、外壁のサイディングの目地(つなぎ目)部分に入れる金具の事を指します。
ハットジョイナーの断面を見てみると、山高帽やシルクハットのような形をしているので
ハット(帽子)ジョイナーと呼ばれています。
シーリングを撤去すると下に見える金属がハットジョイナーです。
外壁の場合、ハットジョイナーはサイディング壁に挟まれる形で設置されます。
ハットジョイナーは目地幅を一定に保つ定規のような役割も担っています。
そのハットジョイナーの上から、シーリング材(コーキング材)が打ち込まれているのです。
ハットジョイナーの役割とは
①ハットジョイナーは目地部分の耐火構造になると共に、防水効果をアップさせる働きもあります。
②雨水の侵入を防ぐ
シーリング材(コーキング材)は雨風や紫外線などで経年劣化を起こしてしまいますが
シーリング材(コーキング材)の下にはハットジョイナーが設置されているので
雨水の侵入を防いでくれます。
ハットジョイナーの裏には防水シートが貼られていますので、
シーリング材(コーキング材)に不具合が出てもすぐに雨漏りに繋がることは稀です。
しかし、シーリングの不具合を長期間放置してしまうと、不具合を起こしたシーリング材(コーキング材)から少しずつ雨水が浸入していきサイディング壁や防水シートの腐食に繋がってしまいます。
それを踏まえますと、十数年に一度の外壁のメンテナンス時には
塗装と共にシーリングの工事をご検討頂く事が大切なお住まいを長持ちさせる事に繋がります。
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