住宅には外壁材の繋ぎ目や窓サッシの繋ぎ目など様々な隙間があります。
この隙間をシーリング材で埋めることをシーリング工事といいます。
シーリングの役割は大きく分けて2つあります。
◆建物全体の防水性・機密性を高める役割
◆ 緩衝材としての役割
住宅の外壁でよく利用されているサイディングボード、ALCパネルなどの外壁材は、
壁面に貼り付ければ外壁が完成するのが特徴です。
外壁材は非常に堅く隙間を設けずに貼りつけると、気温変化などによる膨張に外壁材同士が衝突、破損に繋がってしまいます。
外壁と外壁の隙間や破損が起きるということは、そこから雨水や汚れが侵入してしまうこと。
つまりは建物の劣化につながってしまいます。
隙間からの水分や汚れを防ぐために「目地」にシーリング剤を注入します。
外壁材と外壁材の隙間を埋める工事をシーリング工事といいます。
シーリング剤は弾力性があるため、外壁材の膨張を吸収し破損を防いでくれます。
外壁というとつい外壁材の性能に目が行ってしまいますが、目立たなくても
シーリングは外壁の耐久性を実現するために不可欠なものです。
劣化が進むとひび割れ、剥離などが発生し、緩衝剤の役割を果たせなくなります。
シーリングの劣化状況を丁寧に確認し、適切なシーリング材を提案してくれる会社を選んでくださいね。
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