ケレンの役割①塗る面を整える
塗料は、構造物や建築物をさびや汚れといったダメージから保護するために施されます。
その効果を最大限に発揮するためには、塗膜が被塗面にしっかり密着している必要があります。
そのため塗布のまえにさび、黒皮、塩分、水分、粉塵、塵埃などの付着物を出来るかぎり取り除く必要があります。
特に鉄部では、さびが進行しないよう付着物を取り除くことがケレンの大きな目的です。
ケレンの役割②表面に凹凸を付けて、塗料の付着を良くする
材料表面の微細な凹凸に塗料を入り込ませてしっかり定着させることをアンカー効果といいます。
余分な汚れを取るのと同時にわざと被塗面に凹凸をつけていくこともケレンのもうひとつの目的です。
そもそも塗装とは、構造物や建築物をダメージから守るために行うものです。
ケレンをしないと、仕上がりや効果、そして耐用年数に悪影響を及ぼします。
塗りたてはわかりにくいですが、風雨や紫外線にさらされれば、塗面は簡単に剥がれ落ちてしまいます。
剥離は見た目にも良くないだけでなく、剥がれた箇所からさびなどの劣化が進行し、さらにそのさびを放置しておくと、構造物をもろく劣化させる原因にもなります。
当店では下処理から丁寧にこだわって施工しております。
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