よく使われている外壁4種類と特徴をご紹介します。
窯業系サイディング
金属サイディング
モルタル
ALC外壁
◆窯業系サイディング
板状の外壁材で80%がコンクリート、20%が繊維質でできています。
バリエーションも多く、コスパが良い為、日本の住宅の外壁材の80%を占めています。
デメリットとしては壁自体に防水性はないので表面を塗装することで防水機能を持たせています。そのため、表面の塗膜が劣化してしまうと、水がボード内に侵入し、夏の暑さや冬の凍結による膨張等で変形や反り、ひび割れを起こしてしまう可能性があります。
ボードとボードをつなぐ「シーリング」という緩衝材があります。継ぎ目となるシーリングが劣化すると、そこから水が侵入し、変形や反り、ひび割れを引き起こします。
◆金属サイディング
表面はスチール板、裏は断熱材を入れたサイディングのことです。
ステンレスのような丈夫さとアルミのような腐食しにくい性質を併せ持っています。
丈夫で低価格です。
◆モルタル
モルタル外壁とは、網状の金物の上にモルタル(水・細骨材・セメントを調合したものを)を左官で塗って、その上から塗装して仕上げるケースが一般的です。
サイディングが普及する前までは、日本の木造住宅の大半がモルタル外壁でした。
波模様をつけたり、型をくり抜いたり、タイルを張り付ける等、モルタルの外壁自体にデザインを作ることもできます。
モルタル外壁も防水機能を持たないため、塗装で防水機能を持たせる必要があります。
◆ALC外壁
ALC外壁とは日本語で「軽量気泡コンクリート」と言われています。
耐火性・耐震性・断熱性・遮熱性等、建物に求められる様々な性能を高レベルで満たす外壁材です。
特に耐火性、耐震性に優れています。高層ビルや新幹線等、公共施設などにも採用されています。
外壁材によりメンテナンス方法や塗料も異なります。
デザイン面においてもバリエーションが変わりますので知識のある塗装会社を選んでくださいね。
当店は広島市中心に外壁・屋根塗装を行っております。
お気軽にご相談くださいね。
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