ダブルトーン工法とは、サイディングのタイル部分(凸部分)と目地部分(凹部分)を別々の色で塗り分ける工法のことをいいます。
分けて塗ることで、立体感が出て高級感のある外壁にすることができます。
手順としては
①上塗りで長毛ローラーを使い、目地色(窪んでいる場所)となるベース色(下塗り)を塗っていきます。
②毛丈の短いローラーを用いて目地に色が入らないように丁寧に仕上げていきます。
ローラーの毛丈は仕上がりを大きく左右します。
例えばレンガ調のサイディング壁に塗る際は2mmの短毛ローラーだと大きく凹んだ部分に色が入っていきません。
一方、毛丈が5mmのローラーを使うと、凹んだ部分までしっかり色が入り、凹凸の立体感を抑えた外壁になります。
ダブルトーンとよく間違えられてしますのが「ツートン」です。
ツートンは1階と2階部分で色を塗り分ける場合などを指します。
ダブルトーン工法は、選択する色の組み合わせや塗り具合によって仕上がりが大きく変わります。
施工実績のある会社を選び、お打ち合わせの際に入念に相談することをおすすめします。
色の組み合わせや塗り方により汚れが目立ちにくかったり、高級感を持たせることができます。
外壁塗装は一度塗装すると平均10年間塗り替えはありません。
後悔がないように慎重に選んで下さいね。
当店は地域密着型広島市を中心に塗装工事を行っております。
お悩み相談は無料です。お気軽にご相談下さいね。