塗装におけるシーラーとは？ 役割や注意点も
外壁塗装や屋根塗装において、下塗りとして使用されるシーラーは必要不可欠です。
塗装後、見た目ではシーラーの有無が分からないため
本当に必要か疑問を感じる方も多いのではないでしょうか？
シーラーとは
下塗り塗料の一種です。
英語の「seal（密封、封じる、塞ぐ）」が語源となっております。
外壁や屋根の塗装では、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの３回塗りを行い
下塗りの際にシーラーを使用します。
シーラーの役割３つ
①塗料の密着性を高める
シーラーには、外壁や屋根などの塗装面と塗料の密着性を高める役割があります。
シーラーをせずにそのまま塗装してしまうといくら質の高い中塗り、上塗り塗料を使用したとしても数年で剥離の可能性が高くなります。
長持ちする為にもシーラーは必要です。
②塗料の吸い込みを抑制する
シーラーには、上塗り塗料の吸い込みを抑制させる役割があります。
塗料の吸い込みは、外壁材や屋根材の劣化が進行しているほど大きくなるので注意が必要です。
③下地を整える
シーラーには下地を補修し整える役割があります。
細かいひび割れや凹凸を下塗りでなくすことにより、耐久性が向上し
美しく仕上げることが可能です。
③下地を整える
シーラーには下地を補修し整える役割があります。
外壁や屋根の塗装では、必ず下地調整が実施されます。
細かいひび割れや凹凸を下塗りでなくすことにより
耐久性が向上し、美しく仕上げる事が可能です。
シーラー塗装における注意点
外壁や屋根の塗装を美しく丈夫に仕上げるには、シーラーの適切な使用が必須です。
◎適切なシーラーを選択する
シーラーは下地材や劣化状況に適したものを使用しないと十分な効果が発揮されません。
◎乾燥時間を遵守する
外壁や屋根の塗装で使用される塗料は、シーラーを含めて十分な乾燥時間が必要です。
乾燥時間が不十分だと、施工不良の原因となります。
適切な乾燥時間は塗料ごとに異なるため、カタログを確認したり、
工事の工程表などで十分な乾燥時間が設けられているか担当者に確認してください。
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