雨樋の必要性と劣化状況に応じた補修方法 | 広島市の外壁塗装・屋根塗装専門店PAINTコンシェルジュ

雨樋の必要性と劣化状況に応じた補修方法

樋

雨樋の必要性

屋根の雨水を集め、地上や下水に排水する役割を担っているのが雨樋です。

雨樋がなければ、屋根を伝ってきた雨水が直接、1階部分の屋根や庇

地上に落ちるため、雨音が非常に大きくなります。

また屋根から落下した雨が破風や鼻隠し、外壁を伝うことになり

汚れが目立ち、劣化を早めることになります。

雨樋は建物雨水から守る重要な部材です。

雨樋の大きさは屋根と密接な関係にあります。

屋根の面積や勾配によって流れる水の量やスピード、飛び出す距離が変わるため

屋根の形状や取り付け位置に最も適した雨樋を用いることが大切です。

素材は、塩化ビニル製、合成樹脂製、ガルバリウム製などがあります。

形状は半円型と角型があります。

角型は半円型に比べて断面積が大きいため、流水量が多くても対応できます。

雨樋の劣化の特徴

雨樋の劣化としては

詰まり、ゆがみ、経年劣化があります。

詰まりは雨樋の中に泥やほこりなどがたまることによって発生します。

そのほかにも雨樋の近くに高い木があれば落ち葉や枝が入ってしまう

可能性が高く、風で飛ばされてきたゴミなどが詰まる場合もあります。

ほとんどの場合は掃除することで解決しますが、

長期間放置すると雨樋がゆがんでしまい交換が必要になる場合もあります。

雨樋のメンテナンス方法

樋の接続部がゆるんだ場合は、一度外して接着剤を塗り、再びはめ直します。

小さなひび割れや穴ができている場合は、周囲の汚れを落としてから

アルミ製の雨樋修正テープで、ひび割れや穴の部分を覆うように補修します。

樋を支えている金具が大雨や雪で曲がったり錆びて破損している場合は

既存の金具を取り外して新しい金具に取り換えます。

年数が20年以上経過して雨樋が全面的に劣化している場合は全体を交換します。

参考:住宅外装メンテナンスの基礎知識

https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798069227.html

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